エンジニアスカウト比較

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ITエンジニア向けスカウト型転職サービス6社を条件で比較|「何を見てスカウトが届くか」で選ぶ

レバテックダイレクト・Findy・paiza転職・Green・ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトの6サービスを、運営会社・料金・対象者・現職バレ対策、そして「企業が何を見てスカウトを送るか」の観点で比較しました。各社の公式サイトの記載のみを出典にしています。

公開日:2026年8月31日最終更新日:2026年8月31日

スカウト型の転職サービスはどれも「登録すると企業から声がかかる」と説明されます。しかし企業が何を見てスカウトを送るかは、サービスごとにまったく違います。GitHubの解析結果を見るサービスもあれば、コーディングテストのランクを見るサービスも、職務経歴書を読むサービスもあります。

ここが噛み合っていないと、登録してもスカウトは届きません。GitHubに公開リポジトリがない人が偏差値ベースのサービスに登録しても評価材料がなく、逆にアルゴリズムが得意な人が経歴書ベースのサービスだけ使うと強みが伝わりません。

この記事では6サービスを、「スカウトの判断材料は何か」を軸に整理します。各社の公式サイトに書かれている内容のみを出典とし、数値には調査条件と閲覧日を併記しています。編集部の利用体験ではなく、公開情報の突き合わせです。

比較した6サービス

サービス 運営会社 領域
レバテックダイレクト レバテック株式会社(レバレジーズグループ) ITエンジニア・デザイナー特化
Findy ファインディ株式会社 IT/Webエンジニア特化
paiza転職 paiza株式会社 IT/Webエンジニア特化
Green 株式会社アトラエ IT/Web業界中心(他職種も掲載)
ビズリーチ 株式会社ビズリーチ 総合・ハイクラス
リクルートダイレクトスカウト 株式会社インディードリクルートパートナーズ 総合・ハイクラス

リクルートダイレクトスカウトの運営はリクルート本体ではなく、株式会社インディードリクルートパートナーズです(同サービスの会員規約 第1条に明記)。運営会社名は各社の公式サイトおよび規約ページで確認しています。

核心:企業は何を見てスカウトを送るのか

この記事で一番見てほしい表です。 同じ「スカウト型」でも、評価される材料がこれだけ違います。

サービス スカウトの判断材料 出典上の記載
レバテックダイレクト 登録プロフィール 応募前に企業が見られるのは「年齢・性別・資格・経験職種・経験スキル・希望勤務地」
Findy GitHubの公開リポジトリ 公開リポジトリの情報からスキルを解析し「スキル偏差値」を算出。開発言語ごとの偏差値も出る
paiza転職 コーディングテストの結果ランク プログラミングスキルチェックの結果をS〜Eの6段階で評価。ランクに応じて応募可能な求人が表示される
Green 登録プロフィール 企業と求職者が直接やりとり。スカウト受信と自己応募の双方向
ビズリーチ 職務経歴書 転職活動の流れが「01 職務経歴書を作成する → 02 スカウトを受け取る」
リクルートダイレクトスカウト レジュメ(基本属性・スキル・職務経験) 氏名・生年月日・住所など個人を特定できる情報は検索時に表示されない

読み方はこうです。

  • コードで示したい人 → Findy(GitHubの蓄積)/paiza転職(その場のテスト)
  • 経歴で示したい人 → ビズリーチ/リクルートダイレクトスカウト
  • 職種とスキルの条件マッチで十分な人 → レバテックダイレクト/Green

Findyとpaizaはどちらもコードベースですが、評価のタイミングが逆です。 Findyは過去の蓄積(公開リポジトリやOSS活動)を見るのに対し、paizaはいまその場で解くテストで判定します。公開リポジトリがない人でもpaizaならランクを取れますし、業務が非公開リポジトリ中心の人はpaiza型のほうが実力を示しやすいことになります。

料金と登録条件

サービス 料金 対象者・登録条件 転職意欲なしでの登録
レバテックダイレクト 「全ての機能を無料でご利用いただけます」 正社員・契約社員・業務委託など社会人経験のある方。学生は対象外 可能と公式FAQに明記
Findy 公式トップに求職者の料金明示なし(ユーザーサクセス面談は「何度でも無料」と記載) GitHub/Google/Qiitaのいずれかで新規登録 可能(年収予測・スキル偏差値のみの利用可と記載)
paiza転職 公式FAQに料金の記載なし 会員登録が必要。スキルチェックのみなら履歴書・職務経歴書の登録は不要 可能(「転職する気はないけど問題を解きたい方も歓迎」と明記)
Green 「求職者の方はすべての機能を無料」 メールアドレス/Google/Yahoo! JAPAN IDで登録 記載なし
ビズリーチ 無料会員あり。別途、有料サービスが存在 即戦力人材向け 記載なし
リクルートダイレクトスカウト 「無料登録でスカウトを受け取る」 リクルートIDで利用可 記載なし

ビズリーチだけは有料サービスがある点に注意してください。 公式トップには「無料でスカウト受信、求人の閲覧が可能です」とある一方、同社の「法令に基づく表記」(特定商取引法に基づく表記)には販売価格・Web決済・自動更新についての記載があり、サイト内には「プレミアムステージにアップグレード」への導線があります。無料のまま使い続けることもできますが、有料プランの存在を知らずに登録すると想定と違うことになります。

Findyとpaiza転職については、求職者側の料金を明示した記載を公式サイト上で確認できませんでした。この記事では「無料」と断定せず、確認できなかった事実としてそのまま記載しています。

現職に知られないための設定

在職中に登録する場合、実務上いちばん重要な項目です。公式サイトに明記があるものだけを挙げます。

サービス 公式に記載されている対策
レバテックダイレクト ブロック企業設定(設定した企業はあなたを検索も閲覧もできない)/プロフィール公開設定で非公開化が可能
Green 現在の勤務先や特定企業にプロフィールを非公開にできる
リクルートダイレクトスカウト 企業・エージェントの検索時に氏名・生年月日・住所など特定できる情報は表示されない。スカウトに返信して初めて公開される
paiza転職 匿名スカウト機能のオン/オフが可能。スキルチェックのみなら匿名で受験でき、履歴書・職務経歴書の登録も不要
Findy 今回確認した公式ページの範囲では記載を確認できず
ビズリーチ 今回確認した公式ページの範囲では記載を確認できず

「記載を確認できず」は、機能が存在しないという意味ではありません。 今回参照した公式トップページやFAQの範囲で該当する説明を見つけられなかった、という意味です。会員向けの設定画面やヘルプセンター内に用意されている可能性があります。実際の可否は各サービスに直接ご確認ください。

在職中の登録なら、まずこの設定を済ませてからプロフィールを埋めるのが順序として安全です。 レバテックダイレクトのブロック企業設定は、現職と関連会社をあらかじめ登録しておく使い方ができます。

見落とされがちな違い:法律上の事業区分

同じ「スカウトが届くサイト」でも、法律上の位置づけが違う場合があります。これは公式の規約・法令表記ページを読まないと分かりません。

  • リクルートダイレクトスカウト:会員規約 第1条に「本サービスは、職業紹介事業として運営するサービスです」と明記
  • ビズリーチ:「法令に基づく表記」に「当社の募集情報等提供事業にかかる苦情の申出先は…」との記載

実務上、次の点に効いてきます。リクルートダイレクトスカウトの会員規約には、職業安定法により、過去2年以内に同社が職業紹介事業として運営するサービスを利用して就職した人には、同社から転職の勧奨を行ってはならないと定められている旨が書かれています。つまり2年以内にリクルート系の職業紹介サービス経由で入社した人は、自分の意向で使うことはできても、サービス側から積極的に声がかかる形にはなりません。

他の4サービスの事業区分は、今回確認した公式ページの範囲では特定できませんでした。

サービス別の特徴

レバテックダイレクト

ITエンジニア・デザイナー特化のスカウト型サイトです。約60の職種、90のスキルで検索でき、副業可・リモートワーク可などの条件も指定できます。求人と自分の相性を数値化した「マッチ率」があり、レバテック21年の支援実績データを機械学習させて算出していると説明されています。

公表されている実績は、全スカウトメールの95%が面接/面談確約の「情熱スカウト」(2026年1月〜3月実績)、3人に2人が平均年収77万円UP(2025年10月〜2026年3月に同サービス経由で転職した方の実績)です。専門チームが企業を取材し、開発環境やエンジニア組織の情報を掲載しているとされています。スカウト受信を通知する公式アプリがあります。

Findy

「ハイスキルなエンジニアと企業をマッチする転職サービス」と位置づけられています。GitHub連携が中核で、公開リポジトリの情報からスキルを偏差値化し、開発言語ごとの偏差値も算出します。OSS活動をするほど偏差値が上がる設計です。

スキル偏差値と連動した年収予測機能、テキストメディアと連携して情報発信力を1〜10段階でスコア化する「発信力レベル」もあります。またスカウト型でありながら、キャリアコーチや求人紹介を行う「ユーザーサクセス面談」があり、何度でも無料・事前準備不要と記載されています。転職意欲がなくても年収予測やスキル偏差値だけ使うことが可能です。

paiza転職

コーディングテストの結果で応募できる求人が決まるという、他社にない仕組みです。プログラミングスキルチェックはJava、PHP、Ruby、Python2、Python3、Perl、C、C++、C#、JavaScript、Objective-C、Scala、Go、Swift、Kotlinの15言語に対応し、提出したコードは10ケース程度のテストケースで自動採点、S〜Eの6段階で評価されます。

2026年8月31日時点で公式サイトに表示されていた問題数は総計849問(毎週木曜に追加)、内訳はDランク383件・Cランク166件・Bランク154件でした。ランクは基本的に下がりません(Aランクの人がBランク問題を間違えてもAランクのまま)。ランクアップへの挑戦は各問題1度のみですが、問題は毎週追加されます。

特徴的なのは、スキルチェックで書いたコードが面接時に企業へ渡される点です。「何を考えて書いたかを話すだけでも自己PRになる」と説明されています。また「カジュアル面談」はpaizaランクに応じた仕組みのため、企業のホームページから直接応募した場合は受けられません。公式FAQには「技術の判らないキャリアコンサルタントとの無駄な面談はありません」という方針が明記されています。

Green

企業と求職者が直接やりとりできる転職サービスです。スカウト受信と自己応募の双方向でアクションできます。IT/Web業界中心ですが、公式FAQではエンジニア・デザイナーに加えてマーケティング・営業・管理部門(人事・経理・法務など)の求人も掲載していると案内されており、IT専門職以外も対象です。

求職者はすべての機能が無料と明記されています。エージェント経由で選考を進めることもでき、エージェントからの連絡が不要ならメッセージ受信をオフにできます。企業ごとに「面談満足度」のスコアが表示される特集もあります。

ビズリーチ

「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」と位置づけられた、即戦力人材向けのサービスです。IT特化ではなく総合型で、IT技術職は職種カテゴリの一つという扱いです。

公表値は、年収1,000万円以上の求人が5割以上(2026年1月末時点)、厳選された導入企業数43,900社以上・累計(2026年4月末時点)、登録ヘッドハンター数9,400人以上(2026年4月末時点)。企業からのスカウトに加えて、ヘッドハンターに相談できる点が他社との違いです。前述のとおり有料サービスがあります。

リクルートダイレクトスカウト

レジュメを登録すると、企業とエージェントの双方からスカウトが届くハイクラス向けサービスです。「ダイレクトスカウト」と「エージェントからのスカウト」は別物で、前者は企業担当者から直接、後者はエージェントがあなたの代わりに仕事を探して提案する形だと公式FAQで説明されています。

もっとも実務的な特徴は、スカウトに返信すると企業担当者もしくはエージェントとの面談を必ず受けることができると明記されている点です。経験や希望条件を選んでいくだけでレジュメが完成する設計で、やりとりはチャットで行います。年収別の求人一覧は200万円以上から5,000万円以上までのレンジが用意されています。

目的別の選び方

こういう人 候補 理由
GitHubに公開リポジトリやOSS活動の蓄積がある Findy 公開リポジトリの解析がそのまま評価材料になる
業務が非公開リポジトリ中心で、実力を示す材料がない paiza転職 その場のテスト結果でランクが決まるため、過去の公開実績が不要
経歴・役職で評価されたい/年収1,000万円以上を狙う ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト 職務経歴書・レジュメが判断材料。ハイクラス求人が中心
ヘッドハンターに相談したい ビズリーチ 登録ヘッドハンター数9,400人以上と公表
面談を確実に取りたい リクルートダイレクトスカウト スカウトに返信すれば面談を必ず受けられると明記
IT職種の条件で幅広く探したい レバテックダイレクト 約60職種・90スキル。副業可・リモート可などの条件検索
IT業界だがエンジニア職以外も見たい Green マーケ・営業・管理部門の求人も掲載
在職中で現職に知られたくない レバテックダイレクト、paiza転職、リクルートダイレクトスカウト ブロック企業設定/匿名スカウト/個人特定情報の非表示が公式に明記
転職するか決めていない レバテックダイレクト、Findy、paiza転職 3社とも転職意欲なしでの登録を公式に認めている

併用は前提として考えて構いません。 判断材料が違う以上、1社だけではあなたの強みの一面しか見えないためです。ただし同一企業への重複応募は避け、応募状況は自分で管理する必要があります。

よくある質問

Q. スカウトが1通も届きません。 A. 判断材料が埋まっていない可能性があります。Findyはスキル偏差値、paiza転職はランク、ビズリーチは職務経歴書が起点です。プロフィールを埋めただけでは、その材料が生成されていないことがあります。

Q. 全部登録したほうが得ですか? A. 判断材料が重複しないもの(例:コード系1つ+経歴系1つ)を組み合わせるほうが、同種を並べるより情報量が増えます。ただし各社からの連絡を管理する手間は増えます。

Q. IT未経験でも使えますか? A. レバテックダイレクトは「正社員・契約社員・業務委託など社会人経験のある方」が対象で、学生は対象外です(新卒向けにレバテックルーキーが案内されています)。Greenは公式FAQで「IT業界経験がなくても利用できる」と明記しています。

Q. 「無料」と書いていないサービスは有料ですか? A. そうとは限りません。この記事では公式サイトで料金の明示を確認できなかったものを「記載なし」としています。登録前に各公式サイトでご確認ください。

この記事の出典

いずれも2026年8月31日に閲覧しました。本記事の数値・記載は上記の公式ページに掲載されていた表記を引用したものです。サービス内容・料金・掲載件数は変更される場合がありますので、登録前に必ず各公式サイトでご確認ください。年収に関する数値はいずれも各社が公表した過去の実績であり、将来の結果を保証するものではありません。

本記事の内容は2026年8月31日時点で確認できた公開情報にもとづいています。各サービスの条件は変更される場合がありますので、 最新の情報は必ず提供元の公式サイトでご確認ください。また、本記事にはアフィリエイトリンクを 含む場合があります。